禁煙外来について
禁煙外来を行っております。
基本的には当院では、ニコチンを含まない飲み薬「チャンピックス」での禁煙治療を行っております。
- 飲み薬によって行う禁煙方法です。
- 禁煙治療は12週間が基本です。
- 健康保険が適用できます。※
※過去に健康保険等で禁煙治療を受けたことのある方の場合、前回の治療の初回診察日から1年が経過しないうちは「自費診療」となります。
健康保険による禁煙治療を受けることができる方
- 直ちに禁煙しようと考えている
- タバコ依存テストにより「ニコチン依存症」と診断される。
(簡単なアンケートで当院ですぐに行えます) - ブリンクマン指数(1日当たりの喫煙本数×喫煙年数)が200以上。
※例えば1日当たり20本を15年間続けている→20×15=300となります。
以下の「標準禁煙治療プログラム」による禁煙治療について文書に同意していること
標準禁煙治療プログラム
健康保険を使った禁煙治療は、「12週間にわたり、合計5回の診察」が行われます。
- ニコチン依存度の判定(問診などによってどれだけニコチンに依存しているか判定します)
- 呼気一酸化炭素濃度測定(吐く息がたばこによってどのくらい汚れているか検査します)
- 禁煙補助薬の処方
- 禁煙に対するアドバイス(禁煙を楽に続けるコツや不安を聴取します。)
※チャンピックス(内服薬)による禁煙外来をご希望の方へ
製薬会社よりの添付文書によると、自動車運転等危険を伴う操作を避けるようにとの注意喚起がされています。ご了承の上、受診ください
手順
1回目の診療
- 健康保険で治療が受けられるかどうか、「ニコチン依存度」をチェック。
- 呼気一酸化炭素(たばこによる汚染物質)の濃度を測定。
- 禁煙開始日を相談・決定し、『禁煙宣言書』にサイン頂きます。
- 禁煙補助薬の使い方の説明を行います。
禁煙スタート
- 禁煙補助薬の内服開始から1週間後に、禁煙をスタート
初診から2週間後:再診1
- 呼気一酸化炭素(たばこによる汚染物質)の濃度を測定。
- 禁煙状況のチェック・アドバイスなど
2週
初診から4週間後:再診2
- 呼気一酸化炭素(たばこによる汚染物質)の濃度を測定。
- 禁煙状況のチェック・アドバイスなど
4週
初診から8週後:再診3
- 呼気一酸化炭素(たばこによる汚染物質)の濃度を測定。
- 禁煙状況のチェック・アドバイスなど
4週
初診から12週後:再診4
- 呼気一酸化炭素(たばこによる汚染物質)の濃度を測定。
- 禁煙を続けていく状況のチェック・アドバイスなど
治療費
標準禁煙治療プログラム通りに通院いただいた時のトータル金額(3割負担の場合)
- 診療代…合計約6,000円
- お薬代…合計15,000円前後